ウガンダでコーヒーを栽培している農園はいくつかありますが、私たちが提供するウガンダ・コーヒーを栽培している農園は、ウガンダの東部にあるブギス地方、エルゴン・マウンテンに位置しています。世界でも貴重な自然栽培ができる理由の1つはこのエルゴ・マウンテンの立地と歴史に寄与しています。
まずは、標高1,800~2,000mであることから、害虫が寄り付きにくく、農薬を散布する必要がないこと。
そしてもう1つは土壌です。
エルゴン・マウンテンは約400年前に噴火し、辺り一面に火山灰が降り注ぎました。火山灰にはコーヒーの栽培に必要な、窒素、リン、カリウムなどの養分が多く含まれてます。さらに、火山から流れ出たマグマによって倒れた植物が腐葉土となり、400年の月日を経てそれらの養分が混ざり合うことで栄養素の高い肥沃な土壌が作り上げられました。この自然の力でのみ出来上がった土壌を、この地域の人々が科学肥料や農薬を使うことなく今でも守り続けているのです。